さて。今回はもともとジャンクなＣＧをフロッピーで出す予定だったのですが集めて 見ると結構な数が揃ったので、ＣＤ－ＲＯＭ化してみました。そのためＡＳＴＥＲＩＳＫの 正式な番号は与えず「ＪＵＮＫＧ」というタイトルを据えてみました。ＪＵＮＫなGIRLSと いう意味なんですが女の子がジャンクな訳ではないのでＪＵＮＫＧです。ＪＵＮＫグラフィッ クが全うな感じかな。正規なＣＧも少々加えてまあいい感じに仕上がったかと思っております。 実はいまからボカシを入れるのですが、かなり面倒・・一般店舗にも置かれるので修正は必須 なんで大変かも。修正前のＣＧはお見せ出来ないのですが暇な人は色々探してみるといいことが ある・・・かな？。 いろいろと不景気な昨今ですが、パソコン業界も例に漏れず暗い話が多いのですが、まだ空元気 はあるようなのでまだまだ持ちそうです。ＣＧイラストという分野に限った話なら一般の絵描き な人々がツールとしてＭａｃ等を使うのは普通となってＣＧ自体の価値は下がる一方です。まあ これは当たり前の市場原理なので特に気にする事もないのですが、それで少々気になる点といえば。伝統的テクニックを模倣できるPAINTERの存在が逆にＣＧの可能性を狭めている事で、残念です。黎明期のＣＧは色々な技法とざっくばらんな題材でとても絵画などと言えるものが少なかったのですが、多様性に関しては嫌になるほどでした。それはそれで面白かったのです。ですが 最近雑誌のグラビア等で類型化したＣＧが増えるにしたがって、全体の方向性が収斂してきた 気がします。ある意味多様化の最終局面に達したのでしょう。商業性と生産性の兼合いが導いた 結果なのです。実際あるラインでの完成度を限定すればＣＧの量産は簡単です。既存の絵の技法で実現出来るラインを完成とすれば一日に１０枚カラーの原稿を制作するのはまったく無理ではないです。仕事で絵の量産をせねばならないときは分かりきった技法を使うのが無難、脳味噌を可能な限り空っぽにしてマシンと化すまあ結局はそういった地道な作業が現実なんですね。 創作的面白さをＣＧに見いだせなくってきて技法的には私も落ち着いてしまったています。 そう、仕事としてのＣＧ描きをしている私（Ｃ次郎）は結構ＣＧを描いてますがＡＳＴＥＲＩＳＫに収録してあるのは半分ぐらい、自分の作品と言えるものだけです（ＭＡＰ、背景を収録しても・・;^^)）。でも今回は番外編なのでパロディありなんですが結構心苦しい。あまり他人の 絵の模倣を発表するのは好きではないのでこのＪＵＮＫＧはそのうち闇に葬られるかもしれ ません。